海を越える書と越前和紙
~ 紫式部を偲ぶ~

世界の墨と書 越前和紙との融合の美
墨の芸術国際協会「Art of Ink International Society(AIIS)」の書家は、主にフランス、イタリア、カナダ、アメリカ等各国のメンバーで構成されています。この度、世界各国で構成される書道家が、歴史ある越前市に集結し、越前和紙と書のコラボレーションを実施いたします
国際的な書道家が越前和紙と書を共同することで、書や越前和紙の独自性が伝わるとともに、魅力の向上や可能性の拡大につなげます
また、寺院で開催し、文化や歴史を発信することで、地域振興を促進し、住み暮らす人の誇りの醸成に繋げます
AIIS(墨の芸術国際協会)について
AIIS(墨の芸術国際協会)は、古来の書の美しさとその芸術性を広めるために、世界各地で展示を行っている書道家による団体です
1994年に韓国出身の書道家Sun Wuk Kim博士により国際的な芸術家を招聘し、「Art of Ink in American Society」として設立され、世界各国で11回もの展示会が開催されました
2003年、Art of Ink in America Societyに改名し、現在は2016年より会長に就任した仲宗根幸雄ロナルド博士(元米国スタンフォード大学教育センター教授)に引き継がれ、 フランス(5人)、イタリア(6人)、カナダ(1人)、アメリカ(13人)の25名の会員により、世界各国で展示会を開催しています
日本、韓国、中国など東アジアの書道の伝統を引き継ぎながら作品を制作していることが特徴で、西洋とアジアを融合することで出来上がる作品は独創的でかつ魅力的であり、特に筆の流れや空間の美しさを大切にしながら、数々の作品を描いています
AIIS「墨の芸術国際協会」HP
http://www.artofinkinternational.com/
越前和紙について
1500年の長い歴史を持つ越前和紙の成り立ちを遡ると、紙の神様・紙祖神「川上御前」の存在に当たります。約1500年前、岡太川の上流に美しいお姫様が現れ、 紙漉きの技術を教えられたと伝えられています。このお姫様こそが「川上御前」であり、紙祖神として祀ったのが岡太神社です
越前和紙の里には紙を愛で、尊び、紙に対して親近感を持つ世界でも珍しい精神が受け継がれています
古く平安の時代から日本人の美意識に刻み込まれた、多彩で豊かな和様の文化を支え続ける和紙として今日まで大切に受け継がれています
福井県和紙工業協同組合 HP
https://echizen-washi.com/
【日時】
4月29日(火)〜5月6日(火)
10:00~17:00 (16:30受付終了)
【場所】
越前市役所一階eホール(〒915-8530越前市府中一丁目13-7)
御堂陽願寺(〒915-0823越前市本町3-10)
河濯山芳春寺(〒915-0832 越前市高瀬2-5-15)
越前市役所eホールの特別事業
特別展「紫式部を偲ぶ」
世界各国のメンバーで構成されるAIIS「墨の芸術国際協会」の書家による越前和紙を使用した独創的な作品を「紫式部を偲ぶ」をテーマに展示します
筆や墨から生まれる形や空間の表現力や墨の美と越前和紙の融合の世界観をご覧ください
【日時】
4月29日(火)~5月6日(火)
10:00~17:00 (16:30受付終了)
【場所】
越前市役所e ホール(〒915-8530 越前市府中一丁目13-7)
【種類】
越前和紙を使用した紫式部を題材とした作品をそれぞれのアーティストに展示
【作品数】
約25点
【出品者】
フランス(5人)、イタリア(6人)、カナダ(1人)、アメリカ(13人)
過去のパリでの書道展の様子
開会式
【日時】
4月29日(火)9:00~
越前市役所eホールにて、開会式と作品の説明が行われます
ライブペインティング
【日時】
4月29日(火)10:00~11:00
5名のAIIS会員による書のパフォーマンス越前市・陽願寺・芳春寺向けに作品を描きます


過去のパフォーマンスの様子
ワークショップ
【日時】
4月29日(火)14:00~15:00
eホール内のスペースで、AIIS会員によるワークショップが特別に開催します
書の体験をどなたでも参加いただけます
茶道 速水流の紹介


滌源居
流祖速水宗達宗匠が成立した丁寧で優雅な所作は、「宮廷風」といわれ、第119代光格天皇から熱く支持をされ、弟君の聖護院宮盈仁親王や公家や大名の師匠となりました
流祖宗達宗匠は、「茶道とは茶を介して人と人とが誠心の交わりを結ぶ礼式」と言われ、茶道速水流の理念として、現代にいたるまで大切に引き継がれています

茶道速水流の帛(ふくさ)と畳紙(たとうし)
詳しくは、速水流HPまで https://hayamiryu.com/
Instagram https://www.instagram.com/hayamiryu_cha/
Facebook https://www.facebook.com/groups/298196900964213
衹園辻󠄀利の紹介
京都・衹園の地から、最高の宇治茶をお届け
衹園辻󠄀利の歴史は、1860年(萬延元年)
屋号を初代・辻󠄀利右衛門の名より「辻󠄀利」とし、山城国宇治村(現・京都府宇治市)にて宇治茶の製造と販売を開業したことに始まります
また、時代に合わせ宇治茶の味わいを追求する衹園辻󠄀利は、1978年に宇治茶専門茶寮「茶寮都路里」をオープン。宇治抹茶を贅沢に使った良質な抹茶スイーツを開発・提供しています
これからも、京都・衹園や東京スカイツリーなどを筆頭とした全国6店舗やオンラインショップにて、お茶がもたらしてくれる「歓び」のひとときを、多くの方々へお届けしてまいります
詳しくは、衹園辻󠄀利HPまで https://www.giontsujiri.co.jp/
Instagram https://www.instagram.com/giontsujiri_saryotsujiri/
Facebook https://www.facebook.com/giontsujirisaryotsujiri
X https://x.com/GIONTSUJIRI
御堂陽願寺×ロナルド・幸雄・仲宗根氏タイアップ企画
ロナルド・幸雄・仲宗根氏書道展『無相の相』


世界各国で数々の展示会を開催する 「墨の芸術国際協会」会長の書家ロナウド・幸雄・仲宗根氏の書道展『無相の相 』が開催されます。アジアと西洋の感性の融合の美をご覧ください
【日時】
4月29日(火)~5月6日(火)
10:00~17:00 (16:30受付終了)
陽願寺出雲宝物殿(〒915-0823越前市本町3-10)
※別途拝観料が必要です)
書家略歴
ハワイ生まれのハワイ育ち、ハワイ大学、龍谷大学、ウィスコンシン大学マディソン校、ハーバード大学で学ぶ
バークレーにあるGraduate Theological Union (総合宗教大学院)の大学院教授として(仏教アート、美学と文化)、またStanford University の Geriatric Education Center (スタンフォード大学の高齢者教育センター)で長年にわたって教授を務めた
仏教教義と倫理、高齢者の精神性、沖縄研究、書の芸術と美学等、幅広い分野の出版をしている
2011年にGTUから、Sarlo Excellence in Teaching Award (サルロ優秀教授賞)を授与された。現在、国際書道家協会墨の芸術Art of Ink in America Society の会長に任ぜられている。また、浄土真宗僧侶でもある
「ロン・ナカソネが語る書の芸術」について
http://www.conversations.org/story.php?sid=441
【御堂陽願寺×福井県和紙工業協同組合】
御堂陽願寺の特別事業
越前和紙アート拝観
4月29日(火)~5月6日(火)
10:00~17:00 (16:30受付終了)
陽願寺書院
越前和紙を使用したアート作品を陽願寺書院に展示し、寺院建築との越前和紙アートとの融合した空間を演出します

写真は実際とは異なります
御殿特別メニュー
4月29日(火)~5月6日(火)
10:00~16:00
陽願寺御殿
御殿の間にて、壮大な庭園を眺めながら、特別に越前和紙のランチョンマットを使用した京都祇󠄀園辻󠄀利の冷煎茶とがとーぶぶ抹茶フィナンシェとつじりの里を召し上がれます


つじりの里(写真はイメージです)

がとーぶぶ(抹茶)(写真はイメージです)

冷煎茶(写真はイメージです)
【御堂陽願寺×茶道速水流×衹園辻󠄀利タイアップ企画】
御堂陽願寺の特別事業
宇治抹茶フェア【 入場料 無料 】
5月3日(土)~5月6日(火)
※4/29-5/2は休み
10:00~17:00 (16:30受付終了)
陽願寺庫裏・縁側
当寺とゆかりのある「光格天皇」をご縁に、光格天皇が支持した茶道速水流と宗燕家元好みの茶銘を拝受した京都 衹園辻󠄀利のお茶の魅力を堪能していただきます
衹園辻󠄀利のお土産コーナーもあります

御堂陽願寺限定-「陽光パフェ」
初登場「ごくごく冷抹茶」

抹茶アイス

特選グリーンティー(HOT)

特選グリーンティー(ICE)

特選グリーンティーフロート

抹茶オレ(HOT)

抹茶オレ(ICE)

煎茶(HOT)

煎茶(ICE)

彩(いろど)りぜんざい

衹園辻󠄀利×御堂陽願寺オリジナル
つじりの月(10枚入)
御堂陽願寺の特別事業
茶道速水流家元による特別茶席
光格天皇が支持した茶道速水流家元にお越しいただき、茶道速水流の設えによる、特別茶席が振舞われます(越前和紙の懐紙等を使用予定)
プロフィール
速水流第7代家元速水宗樂氏の長男として京都にて出生
平成元年、六歳にて北野天満宮において初点前を行い、以降、家元 茶事・茶会に数多く参加。 仏教大学文学部中国語中国文学科に在学中には、聖護院門跡献茶式などの半東を務め、卒業後、茶道速水流の執事補に就任、教授として稽古場を開始し、近江八幡市立資料館、相愛大学、丸の内朝大学等で講師をつとめる。 平成20年、 聖護院門跡にて出家得度し、若宗匠を襲名披露、以降、 東京、大阪、滋賀、広島等に稽古場を開設する。 韓国サンミョン大学や佛教大学、京都新聞社主催の和文化講演会等講演実績も数多くあり、茶道の精神を精力的にひろめる。平成31年、聖護院門跡にて、宮城奏年猊下より茶号「宗燕」を授与。八代家元を継承する
茶道・速水流宗匠 速水宗燕氏
【日時】5月5日(月)※予約制
第一部 10:00~10:45
第二部 14:00~14:45
茶席料 3,000円(拝観料込)
※当日及び1日前のキャンセルは全額お支払い頂きます
御堂陽願寺の特別事業
御堂ライブ
過去のライブの様子
【日時】
5月6日(火)13:00
陽願寺境内
出演
BB-buttercup+buckwheater
陽願寺境内にて、BB-buttercup+buckwheaterによる御堂ライブを行います
河濯山 芳春寺の特別事業
AIIS会員による書の展示と座禅体験&抹茶のおもてなし
【日時】
5月4日(日)
10:00~17:00(最終受付:16:30迄)
河濯山芳春寺(〒915-0832 福井県越前市高瀬2-5-13)
河濯山芳春寺Instagram
https://www.instagram.com/kawasosan.houshunji/
Facebook
https://www.facebook.com/kawasosan.houshunji
X
https://x.com/k_houshunji
越前市で唯一の臨済宗寺院であり、河濯まつりで知られる「かわっさん」にて、初となるAIIS会員よるパフォーマンス書の展示と座禅体験、抹茶のおもてなしが行われます
滅多とない機会ですので、どうぞ、ご参加ください
駐車場所
【主催】
『海を越える書と越前和紙~紫式部を偲ぶ~』実行委員会・AIIS(墨の芸術国際協会)・宗教法人陽願寺(浄土真宗本願寺派)
【共催】
越前市・福井県和紙工業協同組合・宗教法人芳春寺(臨済宗大徳寺派)
茶道速水流・株式会社祇󠄀園辻󠄀利
【後援】
福井県・福井県教育委員会・福井県観光連盟・福井新聞社・FBC・福井テレビ・FM福井・こしの都ネットワーク・URALA・キャストコミュニケーションズ