陽願寺の
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第五章
明治から昭和へ
~藤枝澤通(陽願寺第十四世)の活躍~

1868(明治元)年

澤通法師(陽願寺第十四世・徳如上人(本願寺新門跡)実弟)、陽願寺に入寺

1870(明治2)年

府中が武生に改称。

1872(明治5)年

武生で初めての小学校が陽願寺に設立。陽願寺に「進脩小学校」(しんしゅうしょうがっこう)本校、翌年、引接寺(天台真盛宗別格本山)に分校が開校。

1873(明治6)年

幕府直轄地・本保陣屋の門を陽願寺に移築。

1882(明治15)年

藤枝澤通師(陽願寺第十四世)、本願寺留学生として8年6カ月に亘りフランス・パリ大学に留学、インド学者シルヴァン・レヴィ氏より梵語による仏教文献を学ぶ。
留学中は、閑院宮戴仁親王殿下(元貴族院議員)や西園寺公望公(第12・14代内閣総理大臣)と交遊、帰国後も物心両面の庇護を受ける。

1902(明治35)年

陽願寺、上棟式を修行
本堂、庫裏(書院)、鐘楼、手洗館、太鼓楼、山門など完成。

上棟式写真

1906(明治39)年

藤枝澤通師、樺太大泊コルサコフ開教総監となる。

1911(明治44)年

陽願寺、本願寺派寺院の別格寺となる。
陽願寺親鸞聖人650回大遠忌法要を勤修。

1912(大正元)年

藤枝澤通師、西本願寺執行長に就任。

1918(大正7)年・1919(大正9)年

九条武子御夫人、最勝仏教婦人会で陽願寺に御来寺。

1934(昭和9)年

陽願寺開基善鎮法師、本願寺功労者として表彰される

1943(昭和18)年

蓮如上人銅像献納式をつとめる(杉田鳳堂作)
県内では、吉崎御坊と合わせて二つ目となる