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御堂観光カル茶フェスティバル

室町時代創建の陽願寺は、今年創建550周年を迎えます。陽願寺は、真宗出雲路派本山毫摂寺六代善鎮上人が、蓮如上人の教えをうけ建立されました。
江戸時代になると、京の都の貴顕との関係も繋がり、第百十五代桜町天皇の位牌や第百十九代光格天皇の冠などを預かりました。
このたび、昨年に引き続き、陽願寺とゆかりのある光格天皇に支持された茶道速水流と宗燕家元御好みの銘を拝受した衹園辻󠄀利とともにお茶の魅力を発信します。
また、本年の北陸新幹線開業を機に、「仏教」「観光」「教育」をテーマに地域振興に繋げる機会を創出し、文化を中心とした魅力を発信する事業を実施します。

【 駐車場所 】
山門前駐車場(臨時駐車場含む)、境内(40台)、陽願寺西側の交流センターみどり、
武生中央公園、武生公会堂記念館

茶道 速水流の紹介

江戸時代中・後期、茶人速水宗達様により創始された流派です。
流祖速水宗達宗匠が成立した丁寧で優雅な所作は、「宮廷風」といわれ、第119代光格天皇から熱く支持をされ、弟君の聖護院宮盈仁親王や公家や大名の師匠となりました。
流祖宗達宗匠は、「茶道とは茶を介して人と人とが誠心の交わりを結ぶ礼式」と言われ、茶道速水流の理念として、現代にいたるまで大切に引き継がれています。

詳しくは、速水流HPまで https://hayamiryu.com/

衹園辻󠄀利の紹介

京都・祇園の地から、最高の宇治茶をお届け。
衹園辻󠄀利の歴史は、1860年(萬延元年)。
屋号を初代・辻󠄀利右衛門の名より「辻󠄀利」とし、山城国宇治村(現・京都府宇治市)にて宇治茶の製造と販売を開業したことに始まります。
また、時代に合わせ宇治茶の味わいを追求する衹園辻󠄀利は、1978年に宇治茶専門茶寮「茶寮都路里」をオープン。宇治抹茶を贅沢に使った良質な抹茶スイーツを開発・提供しています。

これからも、京都・祇園や東京スカイツリーなどを筆頭とした全国6店舗やオンラインショップにて、お茶がもたらしてくれる「歓び」のひとときを、多くの方々へお届けしてまいります。
詳しくは、衹園辻󠄀利HPまで https://www.giontsujiri.co.jp/

【茶道速水流×衹園辻󠄀利タイアップ企画】

〇宇治抹茶フェア【 入場料 無料 】

当寺とゆかりのある「光格天皇」をご縁に、光格天皇が支持した茶道速水流と宗燕家元好みの茶銘を拝受した京都 衹園辻󠄀利のお茶の魅力を堪能していただきます

【 実施日 】
2024年4月27日(土)~5月6日(月)※4/30-5/2は休み
【 時 間 】
10:00~17:00(受付:16:30迄)
※5月4日のみ20:00(受付:19:30迄)迄
【 場 所 】
陽願寺庫裏・縁側
【 メニュー 】
御堂陽願寺限定スイーツ・アイス・ドリンク等
衹園辻󠄀利お土産コーナー有

陽願寺限定-皐月パフェ(さつき)

抹茶アイス

特選グリーンティー(HOT)

特選グリーンティー(ICE)

特選グリーンティーフロート

抹茶オレ(HOT)

抹茶オレ(ICE)

煎茶(HOT)

煎茶(ICE)

彩(いろど)りぜんざい

衹園辻󠄀利×御堂陽願寺オリジナル
つじりの月(10枚入)

〇御殿茶席 ※5月3日は休み
「御殿の間」(国登録文化財)より眺める庭園は、文化に秀でた江戸時代後期の陽願寺十三代広流上人(藤枝澤揚師)により作庭されたと伝わります。御殿の間にて、庭園を眺めながら茶道速水流宗燕家元御好みの衹園辻󠄀利の抹茶と御家元御好みの限定菓子が振舞われます

【 実施日 】
2024年4月27日(土)~5月6日(月)※4/30-5/3は休み
【 時 間 】
10:00~17:00(受付:16:30迄)
【 場 所 】
御 殿
【 メニュー 】
茶道速水流宗燕家元御好み「玉帛之白」(衹園辻󠄀利)
茶道速水流宗燕御家元御好み「滌風」(京都 菓匠おくむら)
衹園辻󠄀利のプチギフト付
【 料 金 】
1,800円(拝観料含)

新緑の御殿庭園

茶道速水流宗燕御家元御好み「滌風」(京都 菓匠おくむら)
※画像は、実物とは少し異なります

〇茶道速水流家元によるお茶席「紫閣茶会」
陽願寺所蔵第百十代光格天皇御使用「御冠」の市指定文化財を記念し、光格天皇の加護を受けた茶道速水流御家元宗燕宗匠が来られ、お茶席が御殿の間で設けられます。
光格天皇「御冠」や速水流の御道具を特別に拝見できるほか、茶道速水流の優雅な所作による非日常の空間を味わうことができます。

御殿庭園

茶会

【 実施日時 】
2023年5月3日(金)
▽午前10時~45分(15名)
▽午前11時~45分(15名)
▽午前14時~45分(15名)
▽午後15時~45分(15名)
【 場  所 】
御殿の間(紫閣)
【 メニュー 】
茶道速水流宗燕家元御好み「玉帛之白」衹園辻󠄀利
茶道速水流×陽願寺のコラボ和菓子「陽願」(京都 菓匠おくむら)
衹園辻󠄀利のプチギフト付
【 懇  志 】
3,000円(拝観料含)

茶道速水流×陽願寺のコラボ和菓子
「陽願」(京都 菓匠おくむら))

お申し込みはこちらから

プロフィール

速水流第7代家元速水宗樂氏の長男として京都にて出生。
平成元年、六歳にて北野天満宮において初点前を行い、以降、家元 茶事・茶会に数多く参加。 仏教大学文学部中国語中国文学科に在学中には、聖護院門跡献茶式などの半東を務め、卒業後、茶道速水流の執事補に就任、教授として稽古場を開始し、近江八幡市立資料館、相愛大学、丸の内朝大学等で講師をつとめる。 平成20年、 聖護院門跡にて出家得度し、若宗匠を襲名披露、以降、 東京、大阪、滋賀、広島等に稽古場を開設する。 韓国サンミョン大学や佛教大学、京都新聞社主催の和文化講演会等講演実績も数多くあり、茶道の精神を精力的にひろめる。平成31年、聖護院門跡にて、宮城奏年猊下より茶号「宗燕」を授与。八代家元を継承する

茶道・速水流宗匠 速水宗燕氏

【特別講演】

〇「仏教観光記念大フォーラム」

観光の起源は、宗教の聖地巡礼と言われており、中国の古典の中に「賓客に国が(光)を(観)せることから来た言葉とされています。本フォーラムでは、世界で活躍する臨済宗妙心寺派の禅僧松山大耕氏と、京都国際マンガミュージアム研究員の伊藤遊氏をゲストに、「仏教」「観光」をテーマに仏教の魅力や観光の可能性を次代のまちづくりに繋げるべくお寺の未来について語ります

【 実施日 】
2024年5月3日(金)
【 時  間 】
13:30
【 場  所 】
本 堂(御堂)
【 参加費 】
無 料

●記念講演

松山大耕氏
「宗教と観光~Seeing から Being へ~」

臨済宗妙心寺派退蔵院副住職・米国スタンフォード大学客員講師・京都観光大使・(株)ブイキューブ社外取締役・東京大学大学院 農学生命科学研究科修了・観光庁Visit Japan大使・『日経ビジネス』誌「次代を創る100人」に選出

伊藤遊氏
「マンガと/で観光!?」

京都精華大学国際マンガ研究センター特任准教授・大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学
専門は、マンガ研究・民俗学京都国際マンガミュージアムを中心に多くのマンガ展のキュレーションを担当。
「マンガミュージアム研究会」として、ウェブサイト「マンガ展のしくみ」を運営

●パネルディスカッション

パネリスト:松山大耕氏・伊藤遊氏・陽願寺住職

司会・コーディネーター:
フリーアナウンサー 堀内くみ子氏
ラジオ・テレビ、イベント・式典などで活動する、フリーアナウンサーでナレーター。
出演はFM福井『Morning Tune』FBC『良ーいドン!!』など。
(著名人やアーティスト、地域活動をされる方への インタビュー取材をもとに、福井の魅力発信にをテーマに活動中。)
(趣味は食品サンプル収集。)

【特別展】

〇「府中領主本多家と御堂陽願寺」展 ※別途拝観料が必要
府中領主本多家は、1601年、結城秀康〔徳川家康の次男〕の越前国67万石の入封に伴い、附家老であった本多富正が3万9000石で入り、代々本多氏の居城となりました。
陽願寺は、府中領主本多富正公一族の府中入りに伴い、富正公の父重富が、陽願寺三代住職善徳上人と子弟関係を結び両親初め一族が大檀家となり、興隆に尽力しました。
以降、当寺には本多家歴代領主はじめ一族の位牌や本多家との関係を示す寺宝が現存しています。この度、創建五五〇周年を記念し、本多家にまつわる寺宝を初公開します

【 実施日 】
2024年4月27日(土)~5月6日(月)
※4/30-5/2は休み
【 時  間 】
10:00~17:00(受付:16:30迄)
【 場  所 】
出雲宝物殿

〇関連企画「記念ギャラリートーク&説明付き拝観」
「府中領主本多家と陽願寺の伽藍を巡る」※別途拝観料が必要

府中領主本多家と陽願寺の関係を開催中の寺宝物を中心に解説を行います。また、陽願寺の伽藍(書院・庭園等)の説明が特別に行われるとともに、普段非公開の場所も一部案内します。展示されている寺宝物や伽藍等に関する背景や想いなど、陽願寺や本多家にまつわる新たな見方や関心が広がり、受け継がれてきた信仰の深さを知る貴重な機会です

【 実施日 】
2024年5月4日(土)
【 時  間 】
13:00~14 : 00(受付:12:50迄)
【 人  数 】
20名(先着順)
【 集合場所 】
対面所
【 案  内 】
陽願寺スタッフ

お申し込みはこちら

【特別企画】

〇「新緑の夜間特別拝観&二胡コンサート」
【 実施日 】2024年5月4日(土)
陽願寺の建造物は、浄土真宗特有の型式を探る大型本堂に加え、対面所、御殿等を擁し、西本願寺宗主(門主)を迎え入れる為の施設として建てられています。本堂を含む五棟の国登録文化財の建造物と初となる新緑の御殿庭園をライトアップし、夜間の美しい青もみじを楽しむことができます。また、西本願寺の国宝(鸛の間)をモデルに建築された対面所(国登録有形文化財)で初の夜間コンサートを開催します

●新緑の夜間特別拝観
【 時  間 】
17:30~20:00(受付:19:30迄)
【 拝観料 】
1,000円
●対面所二胡夜間コンサート
※別途拝観料が必要

【 時  間 】
18:00(約30分)
【 場  所 】
対面所(国登録有形文化財)
【 出  演 】
花音(二胡アンサンブルユニット)

御殿庭園(秋)

対面所

花音(二胡アンサンブルユニット)

〇「御堂コンサート」&「御堂落語会」
陽願寺本堂(御堂)は、阿弥陀如来の極楽浄土を表す儀式空間であり、約1万枚以上の金箔の輝く荘厳な本堂(国登録文化財)にて、ソプラノコンサートやピアノコンサート、御堂コンサート初め落語会を行います

●ソプラノコンサート

【 出演者 】
西岡香代子氏・田島いづみ氏
【 日  時 】
2024年4月27日(土)13:30
【 場  所 】
本 堂(御堂)
【 料  金 】
無 料

(写真左から)西岡香代子氏、田島いづみ氏

●ピアノソロ・弾き語りコンサート

【 出演者 】
ピアノ 上坂智子氏
【 日  時 】
2024年4月28日(日)13:30
【 場  所 】
本 堂(御堂)
【 料  金 】
無 料

上坂智子氏

●御堂落語会

【 出演者 】
はやおき亭貞九郎(落語家)
【 日  時 】
2024年4月29日(月)13:30
【 場  所 】
本 堂(御堂)
【 料  金 】
無 料

はやおき亭貞九郎氏

御堂コンサート

【 出演者 】
出演者:「シンガーソングライター たけながひろみ」「ギター やましん」
【 日  時 】
2024年5月6日(月)13:30
【 場  所 】
本 堂(御堂)
【 料  金 】
無 料

たけながひろみ氏・ギター やましん氏

【子供向け特別企画】

〇TERAで木育体験
古来より寺院は、伝道の場であるとともに、地域における教育や福祉、文化等の拠点としても大きな役割を担ってきました。
本事業では、人や自然に対し共鳴・共感できる能力を養うため、江戸時代後期に再建された大型の木造建築である本堂(国登録文化財)の縁側にて、「木育体験」を行い、木材との関わりを深め、豊かな心を育む機会を創出します

【 日  時 】
2024年5月5日(日)
【 場  所 】
堂縁(本堂の縁側)
【 内  容 】
木粘土マグネット作成体験・年輪版画・椅子作り体験等
※ワークショップについては変更する場合があります
【 出  店 】
株式会社 高倉木材
https://f-takakura.co.jp/
中西木材株式会社
http://www.n-wood.co.jp/ver4/index.html
株式会社Tanzen
https://tanzen-f.jp/company/

※写真は実物とは異なります

主催・共催:宗教法人 陽願寺/茶道・速水流/株式会社衹園辻󠄀利
後援:福井県・福井県教育委員会・福井県観光連盟・越前市・越前市教育委員会・越前市観光協会・越前市文化協議会・福井新聞・FBC・福井テレビ・FM福井・こしの都ネットワーク・URALA・キャストコミュニケーションズ