秋の特別拝観～書院庭園ライトアップ～と「越前和紙に舞う平安の彩り」「平安時代から続く、香の文化」開催につきまして

室町時代に創建された陽願寺は、本願寺蓮如上人より教えをうけた善鎮上人によって建立され、やがて「御堂」「御坊」とも称される寺院となりました。
このたび、国登録文化財に指定された本堂・書院並びに庭園のライトアップを公開し、江戸時代後期より建築された文化財の魅力を発信し、「信仰の美」に触れていただくことで地域の振興に繋げ、住み暮らす人々の誇りを醸成するため、本事業を実施いたします。

駐車場所
山門前駐車場、当寺西側交流センターみどり、境内、武生中央公園、
武生公会堂記念館

実施日時
2024年11月23(土）・24(日)　17：00～20：00(受付：19：30迄)　拝観料７００円
陽願寺の建造物は、江戸時代後期に再建された浄土真宗特有の型式を探る大型本堂に加え、対面所、御殿等を擁し、西本願寺宗主（門主）を迎え入れる為の施設として建てられています。本堂を含む7棟の国登録文化財の建造物とともに一年で一番の見所を迎える御殿庭園の紅葉を公開するとともに、初となるライトアップも開催します

当寺とゆかりのある「光格天皇」をご縁に、光格天皇が支持した茶道速水流と宗燕家元好みの茶銘を拝受した祇園辻利の抹茶と期間限定の銘菓(御菓子司野木)の味覚を御殿の間で紅葉を楽しみながら堪能していただきます。
茶道速水流速水宗燕御家元御好み
御薄茶玉帛之白

京都、菓匠おくむらオリジナル銘菓（茶道速水流）

抹茶セット　600円(各日とも25色限定)
(拝観料・抹茶セット・お土産付)

【特別展】
〇「本願寺蓮如上人の布教と北陸の信仰～陽願寺を中心として～」　※別途拝観料が必要
本願寺蓮如上人は、福井の地にて多くの民衆を阿弥陀如来の本願力により救済すべく、布教に力を注ぎました。その信仰跡は寺院のみならず、民家にも現在においても受け継がれています。本展を通して、陽願寺初め門徒の間で受け継がれてきた浄土真宗の信仰跡を公開します
実施日　2024年10月19日（土）～12月末迄の土、日、祝
時　間　10：00～17：00(受付：16：30迄)
場　所　出雲宝物殿